突然の片頭痛を和らげる7つの対処法

片頭痛は主に20〜40代の女性に多く見られる病気だ。

軽度の突発的な頭痛であれば市販薬の服用である程度痛みは軽減されるが、片頭痛は激しい痛みに突然襲われる。

突然片頭痛に見舞われた場合、どのように対処すれば良いか。原因と基本的な対策をまとめてみた。

片頭痛でお悩みの方の一助になれば幸いです。

少しでも楽になる方法を教えてください!

簡単な対処法も含めてまとめたわ!参考にして!

 

片頭痛とは何か?

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片頭痛」とは、こめかみ付近の片側や後頭部にかけて脈打つように起こる頭痛と言われる。頭痛との違いがわかる6つのチェック項目がある。

チェック項目

1.頭の片側に起こる

2.ズキンズキンと拍動性の痛み

3.我慢できない・仕事などに支障

4.体を動かすと痛みが悪化

5.頭痛が起こると吐き気

6.光・音に敏感になる

 

1〜4の症状のうちで2つ以上当てはまり、5、6のうちどちらかが当てはまる場合は片頭痛であると考えられる。(50歳以上で片頭痛に似た症状を初めて呈する場合には、脳関連の症状が疑われる為早期の受診が勧められる)

 

片頭痛の原因

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原因はまだ解明されていない

片頭痛が起きる原因は未だはっきりとわかっていない。しかし、脳の「視床下部」が関係していると考えられている。

視床下部の働き

視床下部はホルモンや体温調整、心機能維持などの重要な役割を担っている。

視床下部になんらかの誘発因子の情報が伝わると、視床下部は「セロトニン」という脳内物質の量を減少させる。

ストレスとの関係

ストレスなどによりセロトニンが減少すると、三叉神経が乱れ、CGRPという血管拡張物質を放出する。

それにより血管が拡張すると炎症が起き、痛みを引き起こす。

これが片頭痛のメカニズムと考えられている。 

その他原因とされるもの

・過労や睡眠(寝不足・寝すぎ)

・アルコール摂取

・気圧の変化

・月経によるホルモンバランスの変化

片頭痛の対処法

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前兆がある片頭痛の場合

前兆で最も多く見られるのは、頭痛前に「キラキラした光」や「ギザギザした光」(閃輝暗点)だ。

通常、前兆は頭痛発現前の60分以内に現れる。

なるべく早い段階で頭痛薬を飲むのが効果的。

軽度の症状であれば通常の鎮静剤、市販薬でも十分効果があるが、症状が強い場合には片頭痛薬として「トリプタン製剤」が有効だ。

光・音を遮断する

片頭痛は光や音で痛みが増すことがある。片頭痛が起きている時は敏感に感じてとってしまい、痛みが倍増してしまうので、なるべく遮断すること。

安静にする

階段の昇り降りといった日常動作だけで痛みは増していく。なるべく安静に過ごすこと。

痛む箇所を冷やす

冷たいタオルや冷却シートを痛みの患部に当てて冷やすことで血管を収縮させ、痛みを軽減させる効果が期待できる。

ツボを押す

風池(ふうち)

首と頭の境目、ちょうど襟足の生え際部分に少しへこんでいる左右二ヶ所にあるツボ

太陽(たいよう)

目尻から指2本分外側。こめかみよりやや中央寄りのくぼみにあるツボ

休眠する

睡眠をとることで体は拡張した血管を通常に戻してくれる。

仕事中などで横になれないときでも、椅子に座って静かに目を閉じているだけでも効果が期待できる。

カフェインを適量摂取する

コーヒー・紅茶・緑茶などに含まれるカフェインには血管を収縮する効果があり、痛みが出た早い段階ですぐ飲むと痛みが軽減できる可能性がある。

片頭痛の予防対策

頭痛ダイアリーをつける

片頭痛の兆候を記載

痛みの程度や持続時間、吐き気などの症状のほか、月経、直近のストレス、睡眠時間、その日の天気など。

片頭痛が起きる(と考えられる)要因を「頭痛ダイアリー」に記録しておく。

様々な活用法

一定(概ね1ヶ月)程度記録していくと、自分の片頭痛の傾向が把握でき、そこから予防策を検討できる。

また、医療機関にかかる際も、主治医への相談がしやすくなりスムーズな診断・治療にも生かされる。

頭痛ダイアリーは「日本頭痛学会」のホームページからダウンロードできる。

片頭痛に効果のある体操

顔は正面を向いたまま動かさずに、両肩を左右にまわすストレッチ。

頚椎を軸に左右90度程度まで回転させて戻す、これを2分程度行う。

こうすることで首まわりの筋肉をほぐし片頭痛予防を行う。

 

以下動画あり。 


片頭痛予防体操

症状が治まらない場合

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内科あるいは専門外来を受診する

痛みの患部を冷やしたり、安静にしていても頭痛がおさまらない場合には、医療機関を受診すること。

内科を受診してみても改善しない場合には頭痛外来などの専門外来に相談してみよう。

治療について

軽度であれば市販薬で十分

片頭痛の治療は一般的には薬物治療だ。軽度の症状であれば通常の鎮静剤、市販薬でも十分効果があるが、症状が強い場合には片頭痛薬として「トリプタン製剤」が有効だ。

トリプタンの効果

治療薬のトリプタンには、三叉神経周囲の血管拡張と炎症を抑える作用がある。

いつ飲むと効果的か

トリプタンは頭痛がひどくなってからの服用より、ひどくなる前に飲むのが最も効果的である。早めの服用を心がけること。

 

少しは片頭痛のこと理解できたかしら?

次に起きた時は今回の対処法を試すことにするよ!

症状が改善しなければ、片頭痛以外の他の病気も考えられるし、すぐに病院を受診して詳しく見てもらうことね!